話せる・聞ける英語の勉強法3

[www.chikawatanabe.comで、2004年4月25日に掲載したblogの転載です。]

話せる・聞ける英語の勉強法
話せる・聞ける英語の勉強法2
の続編です。

なお、なんで「聞く練習」をするのか、という原理原則のところですが。
1)殆どの人が、圧倒的に「聞く」のが「読む」より苦手
2)そこで、まずは「読んでわかるものは聞いてもわかる」レベルに持っていくことで、耳から入る情報量を増やす
 (聞いてわかるためには、「音がわかる」と「英語が話されるスピードで英語がわかる」の二つがある)
3)その上でたくさん聞く
ということです。念のため。

以降、トラックバックで頂いた質問・ご意見に答えたあと練習問題です。今回はSan Jose Mercuryの著名ITコラムニスト、Dan GillmorがBlogについて話しているインタビューです。

English BBS Super List, 英語学習ではリスニングが一番重要

リスニング重視ということです。そのためには短いスクリプト付きの英文を聞き込む+シャドゥウング、オーバーラッピングなどを行うのが良いとのこと。

その通りですが、一点だけ付け足しますと(前回もいいましたが)、短いといっても、最低でも1-2分レベルの連続したものを選んでくださいね。

現実にアメリカで話されている会話は速い川の流れのようです。「えーっとこのWhatはどれにかかるんだ」とか考えていると、その間にどんどん先に行ってしまいます。なので、そういうことをこまごま考えられないくらいの長さのカタマリを選んで「流れに乗って、英文を理解する」という練習が必要です。

まず「音を聞き取る」というレベルでは、1センテンスずつでも良いですが。

Ideal Break:日本人がぜったい発音できない英語

英語は頭ん中でゴニョゴニョと音読しないと読み下せない。
For years, we’ve been talking …
「ふぉー いやーず うぃぶ びーん ていきんぐ … 」
ってな感じだ。

ヨークわかるのですが、何とか脱却を:-P 「たくさん聞く・たくさん読む」のが秘訣なので、頭の中で音読してると読む量が限られちゃいます。いろいろ方法はあるのですが

1)ところところだけ単語の拾い読みをし、(1行で2つ、とか)とにかくざっと全体に目を通して、何が書いてあったか、無理やりにでもサマリーを頭の中で構築する
2)段落ごとに、最初の1センテンスと最後の1センテンスだけ読んで、「おっ」と思うことがあったら、段落の中身も読む(良い文章であれば、最初と最後の1文に段落に何が書いてあるかのポイントらしきものがある)

など。いきなり全部そういう読み方というのも大変なので、毎日1記事だけ練習、とか、試してみてくださいませ。(これ、実は日本語の速読も一緒の方法で可能ですが)

English BBS Super List:むずかしい、やさしい

今回は「常に「限界的難しさ」に挑戦する」というテーマで、むずかしめの教材をお勧めされている。

一方、「やさし、たくさん」「SSS学習法」などのやさしいものをたくさん、という学習法もあり、英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 なんて本まで出ている。

参照されている本の作者の方が紹介されている方法を見てみましたが、実は同じコトを違う言い方で言っているのだと思います。簡単に始めることのいい点として、「簡単でも深く、きちんとマスターして次に進む」ことだとし、また簡単な内容のものをテープにとり、リピートモードにするなどして繰り返し一日中できるだけ聞き続ける、となっています。この「繰り返し」がポイントですね。同じものを繰り返し聞く。

私も「短い素材を、何度も聞き込んで完璧に聞き取れるようにする」「あるレベルのものが聞き取れるようになって、簡単だと感じるようになったらより難しい素材に移る」ということを言っており、「難しくてわからないものをがんばって聞き取ろう」と言っている訳ではありません。ポイントは「ちょっと難しいと感じるレベル」にどんどんチャレンジすること。

そういう意味では、NPRのスクリプトを見て「エーなにがかいてあるかぜんぜんわからない!」という場合は、NPRは難しすぎですので、NHKの英語講座などの適切なレベルに戻ってください。簡単だぜ、という場合、同じNPRですが全てインタビューという番組のFresh Airなどよいかと。目からウロコのゲストから、目からウロコのコメント頻出でとても面白い番組です。

面白い音楽は:英語はしらない単語ばかり

アメリカに居た時は娘が1歳半から3歳半まででした。ケンタッキー州で馬の産地(?)です。東京などから比べれば田舎も田舎。
子供が高熱で医者へ行くと難しい病名。なんだか馬糞が影響しているらしい、この地方独特の病気の様子。
綴りを聞いて帰宅後直ぐに、日本から持って来た大きな新潮社の英和辞典を引く。載っていない。形跡もない。

昔アメリカに駐在していた先輩の中学のお子さんの理科の教科書か何かで、日本の辞書には出ていない単語が沢山ある話を思い出した。

イヤーよくわかります。病院は鬼門。エントリーへのコメントでも書きましたが、例えばbowel movement(お通じ)。私も、看護婦にbowel movementはどう?と聞かれて、何度も聞き返してもわからなかったことがありました。BMと略して使ったりもします。ちなみに口語ではNo.2という言い方もします。(日本語のイメージだと「大のほう」という感じ。)

これは、「分野を絞って勉強しないととても必要な単語を抑えきれない」ということの証明でしょうか。

なるべくお安くTOEIC:英語の勉強法について、その二

難しい穴埋めに移りましたが、これが本当に難しい。ブランクは3つもあるのに、聞いていると一つのよく分からない単語にしか聞こえない部分もあり、これに真剣に取り組むと相当時間を食いそう

アメリカ英語の困ったところです。発音を切れよ、と思いますよね。ちなみに、学習障害のお子さんの中には、「単語の切れ目を聞き取る練習」が非常に効果がある場合もあると聞きまが、このあたりが言語学習のキモかも。特に短い単語の方が聞き取りが大変なのがわかるかと思います。

ということで今週の練習問題です。

NPRのPublishing on the Web, One Chapter at a Time
Day to Day Audioというところをクリックするとストリーミングが聞けます。(Day to Dayはプログラムの名前)

San Jose MercuryのDan Gillmorをゲストにしたインタビューで、彼が今blogを使って内容を公開しながら書いている本に触れつつ、blogがどうジャーナリズムを変えるのか、という点が語られています。

で、穴埋め。簡単バージョンは出だしの部分です。難しいバージョンは、4分19秒からのDan Gillmorのコメントです。答えは来週に:-)

<簡単バージョン>

This is Day To Day from NPR News. I’m Alex Chadwick.
They are well ________, but arrogant. They’re ______, but oddly ___________. And they talk all the time. They are ___________. Yes they are us. We know _______ and _________ and _______ all want news, but often have mixed ________ about the way they get it and the people they get it from. The ambivalence is probably growing ________ the _____ _____ just gets more _______. Think of the ________.

<難しいバージョン>4:19から

Well, I’m gonna be halfway radical on this. I strongly believe __ _______. Editors save my butt all the time. That said, _____ __ something going on with the Weblogs and ____ some of the online journalism ____ _ find fascinating. When people post something that may have __ _____ __ __, the community __ _______ becomes __ ______ __ ___ level. So I love the idea that ____ we are doing now is transforming journalism from (th-)this lecture mode that __’__ ____ __ for a long time to something __ between __ akin __ conversation and seminar, where the readers, ___ audience, __ ____ __ ___ process in developing ___ story and ____ ___ story itself isn’t ___ end; it’s almost the beginning __ ___ follow up discussion we all learn more yet.

(th-)のところは言いよどんでるところ。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。