英語の速読ができるようになるには

Listen-ITのコース内容の一つに「1分で200語前後の文章を読む」という速読があります。

「英語を聞いて理解する」ための教材なのにどうして「読む」が入っているのか。

それは、「1分で200語」というのが、普通に話される英語のスピードだからです。「読めばわかる英語が聞くとわからない」というのにはいくつか原因がありますが、それを取り除こう、というのがListen-IT。そして、その原因の一つが

「話されるスピードで、中身が理解できない」

ということ。

まずわかって欲しいのが、

「時間をかけてでも難しい英語を読めるようにする」

ということと、

「理解のスピードを上げる」

というのは、必ずしもイコールではないということ。難解な文法や単語を理解する、つまり「難しい英語を読む」ことが「英語の上達」だと考えがちですが、

「既にわかる簡単な言い回しや単語を、会話のスピードに乗って理解できるようにする」

という方が、会話力向上にはずっと大事です。

会話では、文章を読むのと違って、わからなかったところにもどることができません。100%理解できなくてもいいから、スピードに乗って大体の意味をつかんでいかないとならないのです。

日本で普通の英語教育を受けた方なら、普通は聞くより読む方が得意。

そこで、「読む」方のスピードを、「聞く」ために必要なスピードにアップすることで「聞く力」を向上しよう、というのが「速読」の目的です。

+++

以上前置きで、以降、「ではどうやって速くするのか」、という本題に入ります。

■ 速く読む訓練をする

全くもってなんの面白みもありませんが。

学校で習う英語では「正確に理解する」ことに重点がおかれがち。「理解度は下がってもいいから速く読む」というトライをしたことがない人が多いのではないかと思います。

ですが、「速く読もう」と意識するだけでだんだん速く読めるようになります。

意識するだけで結構違いますが、もっと真面目にやりたい人は、同じような量の文章(掲載サイズが決まっている新聞や雑誌の記事等)を、時間を決めて読むのもgood。

■ 重要そうなところだけつまみ読みする

これまたなんの面白みもなくてすみません。

  • 大事そうな単語の周りだけ読む

英語では、「文章のはじめに結論を書く」というのがよい文章です。もちろん小説のたぐいはこの限りではありませんが、ITについて書かれた記事や論文であればたいていそうなっているはず。まずタイトルを読んで、最初のパラグラフを読んだら、「何が書かれている文章なのか」を予測すること。そしてその予測内容について書かれていそうなところだけを拾い読みする。

具体的には、ざざっと文章を眺めて、大事そうな単語があったら、そこの周りだけ読みます。「GoogleがSlideを買収した!買収価格はいくらだろう?」ということであれば、"million"とか、"$"、数字、"price" 、"amount"などなど。

  • 「パラグラフの最初の一文だけ読む

「文章のはじめに結論を書く」、というのは入れ子構造になっていて、個々のパラグラフにも適用されます。なので、最初の一文を読めば、大体そのパラグラフに何が書いてあるか想像できるはず。そして、大事そうなパラグラフがあったら、中身も読みます。

(「パラグラフの最初と最後の一文を読む」というのも推奨されますが、最近のインターネット上の記事はパラグラフが短いので、最初だけで良いのではないかと思います。)

上記2つは両方やってもいいし、片方だけでもOK。他にもいろいろな方法があり、どれを練習しても悪くありませんが、とりあえず「ごく普通のスピードアップ」が目的だったら、この二つでかなり成果があると思います。

■ そんないい加減で「リスニング力の向上」に役立つのか?

役立ちます。日本語を聞いている時だって、一言一句漏らさず全部聞いていることなんてめったにありません。たとえ母国語でも聞き取れない言葉は多いし、聞き取れていても、ついぼんやり「ランチは何を食べようかな」なんて考えたりもする。

それでも「大事そうなところ」だけきちんと聞けば、相手の言いたいことはわかるものです。

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ちなみに、Listen-ITの速読問題では、上記の二つは自動的にできるようになっている・・・・はず。基本的に、「説明を見なくても、やればわかる」というポリシーで作られております。はい。

Listen-IT無料体験レッスンにトライする

  「英語の速読ができるようになるには」への1件のフィードバック

  1. 2010/11/12 7:24 am

    Listen-ITの無料トライアルをやってみて、リーディングでは設問が先にあるとその答えを見つけるために拾い読みしてしまうとアンケートに答えたのですが、それが求められていたのですね。
    だとしたら、
    >ちなみに、Listen-ITの速読問題では、上記の二つは自動的にできるようになっている・・・・はず。基本的に、「説明を見なくても、やればわかる」というポリシーで作られております。はい。
    は、まさにその通りです。

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