母音編レッスン6:catの母音-lawの母音

Listen-IT母音編レッスン6はcatの母音[æ]とlawの母音[ɔ]の聞き分け。やっと短母音の佳境(=日本人に難しい音)にさしかかってきました。IPAチャート上ではこの2つは、日本語の「エ」「ア」「オ」の間に微妙な間隔を空けて位置しています。

Ipa_chart_le6

特にこのcatの母音は非常に大事です。母音の中でもアクセントが強く置かれがちな音なので、間違えると圧倒的に通じなくなります。チャートにある通り、「ア」と「エ」の中間くらいの音です。

catの母音

一方lawの母音は、カタカナ化すると「オー」なることが多いのですが、多分想像しているのとかなり違う音がするのではないかと思います。「オ」と「ア」の中間くらいで、喉を大きく開いて出る音。上を向いて「アー」とうがいをするように口を開け、そのまま発音してみてください。

lawの母音

 

では、この2つが入っている単語を聞き分けてみましょう。

cat

caught

 

もう一組。

bat

bought

 

もう一組。

back

balk

balkは野球のボークですが、普通に動詞としてatを伴ってよく使われ、balk at 〜で、〜に尻込みする。(馬などが急に止まって動かなくなることをbalkというのですが、そういうビジュアルイメージで。てこでも動かない感じです。)

スペル

  • catの母音になるスペル

catの母音は、ほぼ100%の確率でaのスペルです。a以外のスペルでcatの母音になる単語はほんの少ししかありません。

a以外のスペルでcatの発音になる代表的な単語はlaugh。auntもそうです。(ただしauntはlawの母音で発音しても可)。

plaidもcatの発音。スコットランド発祥の格子模様で、バーバリーの柄などでおなじみのチェック柄です。「それってプレードでは?」と思う方がいると思いますが、そうです、あのプレードです。スコットランド式のスペルだとplaidでプラードと読むのが普通なのでそこから来ているのかもしれません。

雑学ながら、plaidはまたの名をtartan(タータンチェックのタータンです)と言いますが、本場スコットランドでplaidというと肩からかける布や毛布のようなものを指し、チェック柄をそのものはtartanでしか呼ばれないそうです。

  • lawの母音になるスペル

aw, auがlawの母音になる代表的なスペル。カラスが「カーカー」と鳴くことをcawといいますが、これもlawの母音です(カラスの鳴き声はかなりlawの母音に近いので、これで覚えとよいかも)。AustraliaのAuもこの音です。ブランドのJawboneのjawは「あご」という意味ですが、これもlawの母音です。Jawboneはジョウボーンと二重母音的にカタカナ化されるようですが、実際はlawの母音なので気をつけてください。(一方、名前の「ジョー」は通常Joeというスペルで二重母音なので、こちらの方がジョウに近いです。カタカナ難しすぎですね。)

マイナーなスペルとしてはlの前のaがあります。all, also, bald, falseなどがlawの母音。もう1つがwの後のa。walk, waltzなど。oughもlawの母音になることがあるスペルです。bought、thought、broughtなど。ouのスペルにつられてボウト、ソウト、ブロウトと二重母音で発音する人が多いので気をつけましょう。

さらにマイナーなスペルとしてoaがあります。ただし、このスペルでlawの母音になる単語はbroadのただ1つだけ。「幅広い」という意味の頻出単語ですが、ブロウドではなくlawの母音です。

 

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