文章編8:フォーカスワードがあるせいで英語はタラーララと聞こえる

文章の聞き取り(そして発音)で肝心要なことは、「大事な単語を強調する」ということ。くどいですが、英語の強調は、「長く」「クリアに」「高音程で」発音すること。そして、同じ単語でも、意味の上で大事でないときは「短く」「曖昧に」「低音程で」発音し、大事だったら強調します。

ですから、たとえば、「オカさん」という人について語っている時、それが意味の上で大事だったら「オカーさん」となり、そうでなければ「オカさん」となります。「あなたが盗み食いしたんでしょ?」「違うよ、オカーサン(=オカさん)だよ」みたいな会話になったりするわけです。(余談ながら、このため、英語のネイティブスピーカーは「音の長さ」で違う意味になる単語を聞き分けるのがとても苦手です。彼ら的には「長いと強調、短いと非強調」であって、長さは別の単語になる根拠になり得ないからです。)

実際に聞いてみましょう。

I am calling my mother.

通常はサラッと発音される”am”が強調されています。これは、「お母さんに電話しろ」と何度も何度も突っつかれて、再度「お母さんに電話しろ」と言われた人が、「だから、今電話してるってば!」というイメージ。

I am calling my mother.

今度は、”mother”が強調されています。(motherのtherのところが長く発音されている)。こんどは、例えば「Johnの家にこんな時間に電話しちゃダメだって言ってるでしょ」などといわれて、「違うよ、お母さんに電話してるの!」と返事してるようなイメージ。

こうした「強調」「非強調」の波があることが英語のリズムを作り、「タラーリラ、タララーラ」といった感じに聞こえるわけです。(一方、日本語は「タタタタタッカタタ」という感じのリズム)。

とはいえ、強調・非強調は結構微妙な抑揚だったりするので、耳を澄まして「長い」「クリア」「高音程」に注意してみてください。そして、自分で話すときもそれを真似してみるのが通じる英語を話すためにとても大事です。

それには「聞きながら真似して話す」シャドーイングがとても効果がありますので、Listen-ITも聞くだけではなく、シャドーイングにもご利用ください。英語教材にありがちな不自然なまでにゆっくりクリアな発音ではなく、ネイティブスピーカーが話す普通速度で録音されているのでちょっと大変だとは思いますが、ゆっくりモードもあり繰り返しも簡単ですので、何度も練習することで「同じスピードで一緒に言う」ことができるようになります。「強さ」「クリアさ」「音程」も真似することをお忘れなく。

 

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文章編のレッスン18がフォーカスワードの聞き取りです

リスニング向上のためのiPhoneアプリ:Listen-IT

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