co-workerとcolleagueの違い2

何年か前にcoworkerとcolleagueの違いというエントリーを書いたところ、いまだにかなりアクセスがあります。サーチエンジン経由で来られる方が多いのですが、みなさん、なにをそんなにco-workerとcolleagueについて悩んでいるのでしょうか。

しかし、求めよ、さらば与えられん。もう一度さらに書いてみたいと思います。

結論から言うと「どちらを使っても完全に間違いということは無いのであまり気にしなくてOK」です。とはいえ、実際の使用頻度で言うと、colleagueは「同志!」的、co-workerは「(同じ会社の)同僚」的なニュアンスが強い言葉です。co-workerの方がややドライな感じ。

例1:WordPressの管理画面

wordpressの管理画面ではリンク先サイトの作者との関係を指定できますが、仕事関係の知人を指定する際は、co-workerとcolleagueの選択肢があります。↓

Screen Shot 2013-07-09 at 11.26.04 AM

ここではco-workerは

Someone with whom you work or someone who works at the same organization as you.

「一緒に働いているか、同じ組織で働いている人」。後者は、一緒に仕事したことは無くても同じ会社(やその他組織)に属している人。(なお、スペルは元々はco-workerが正式ですが、最近はcoworkerでも良い感じになってきていて、辞書の表記も両方あります。)

colleagueは

Someone in the same field of study or activity.

「同じ分野で仕事や活動をしている人」。同じ社内かどうかは問われていないわけです。

例2:Yahoo Answersのスレッド

そのままずばり、What is the difference between a colleague and a co-worker?というスレッドですが、ベスト回答に選ばれているものは

Co-workers are all of those people you work with. Some are on the same
level as you, some higher, some lower.

「Co-workerは職位の上下に関係なく一緒に働く人。」

Colleagues are those people that are your occupational peers (equal
level of position and responsibility). Two high school teachers at the
same school are coworkers and colleagues. The principal is also their
coworker but not their colleague. The principals colleagues are other
school principals.

「Colleagueは同じような地位にある人たち。同じ高校で教える先生たちはco-workerでありcolleagueでもある。ただし校長先生はco-workerだがcolleagueではなく(地位が違うから)、校長先生のcolleagueは他の学校の校長先生たち」ということになっています。(ここまで厳格に使い分けている人はあまりいないと思いますが。)

例3:FacebookのSheryl Sandbergのアシアナ航空機事故後のコメント

My family, colleagues Debbie Frost, Charlton Gholson and Kelly Hoffman and I were originally going to take the Asiana flight that just crash-landed.

Facebook COOのSheryl Sandbergは、Facebookで働く3人の同僚と一緒に元々事故機に乗るはずだった、ということで、間一髪だったわけですが、ここでは同じ会社で働く人がcolleagueと呼ばれています。これは、COOという高い位置にある人が、相手を尊重する形で「colleague」を使っているイメージ。このように、上の人が下の人をcolleagueと呼ぶことは結構あります。

さて、しかし、必ずしも「colleague=同志、co-worker=同僚」がいつでも使い分けられているわけではありません。

反例:Linkedinでの関係の選択肢

Screen Shot 2013-06-26 at 11.21.11 AM

これは、Linkedinで誰かの推薦文を書く時に、相手と自分がどういう関係にあった時のことを書くのかを指定するものなのですがここでは

Colleague: You’ve worked with them at the same company

となっていて、「colleague=同じ会社の同僚」です。さらに

Business Partner: You’ve worked with them, but not as a client or colleague.

という選択肢があり、「Business partnerは、一緒に働いたことがあるが、顧客でもcolleague(同僚)でもない人」ということで、通常だったらこれはまさにcolleagueの対象ですが、ここではcolleagueは「同じ会社の同僚」なので外れています。co-workerはなんとなくドライな感じがするので敢えてcolleagueという言葉を使ったのかもしれません。

ということで、必ずしもcolleague=同志、co-worker=同僚ではない、という例でした。

++++++

そもそも英語圏では日本ほど上下関係が明確でない、というのもcolleague、co-workerの流動的な利用に貢献している気が。

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